ソニー銀行のカードローンは、ソニーというブランド力もあってネット銀行のなかではトップクラスの人気を誇っています。
その特長のひとつとしてあげたいのが、ウェブで申し込みをするときに希望の利用限度額を選択する項目がないこと。
借りる人の事情に合わせるのではなく、厳格な審査の基準を設けて利用可能な限度額を提示するシステムなので希望額がいくらか聞く必要がないんです。
もう一人の自分から「せっかくなんだから多めに借りちゃえばいいじゃん」なんて悪魔のささやきが聞こえてきそうな人には向いてないかもしれません。
このようにソニー銀行のカードローンには他にはない特長があります。
バレにくいのもそのひとつ。ソニー銀行のカードローン一体型のキャッシュカードと専用ローンカードを手に入れることができるので、財布のなかに専用ローンカードを入れる必要がないからです。
一方で、高齢者は審査前に足切りも…。他のカードローンなら70歳までのところ、65歳未満と年齢制限が厳しめ。65歳の人には哀しいお知らせです。
ソニー銀行のカードローンならではの特長をチェックしていきましょう。自分に合うかどうかチェックしてみてください。
特長その1：金利が低水準
年2.5％～13.8％と他のローンに比べて上限も下限も低いのはやっぱり魅力的。下限でいうとさすがに楽天銀行の1.9%よりは高いですが、最低水準であることに変わりはありません。たくさん借りられる人（2.5%は800万円のみ）にとっては有力な選択肢ですよ。
10万円を年2.5%で30日借りたとすると金利は205円、他のカードローンの相場年4.5%だとすると369円ですから、けっこうな差が出てきます。
・他のカードローン〜369円（年4.5％）
・ソニー銀行カードローン〜205円（年2.5％）
上限金利13.8%も低い水準です。プロミスは17.8％ですから、こちらも良心的。
特長その2：限度額が最高水準
借りられるお金は最大で限度額800万円。プロミスは500万円ですから多額の現金が必要とする方にとっては助かりますよね。初めての人でも限度額に制限はないので、審査さえ通れば誰でも借りられるチャンスはあります。
先ほどの表にもあった通り、800万円を借りたときだけ最低水準の金利2.5%が適用されます。多額のお金を借りるときは年収命！といってもいいでしょう。
事業資金には利用できないけど、それ以外なら何に使ってもOK。今月家計がピンチというときや冠婚葬祭が続いたときなどそれぞれの事情に応じて自由に利用できます。
借りられる限度額の段階
利用限度額は段階的に設定されています。
10万円借りたいとしても、審査によって50万円や100万円だったり、なんなら800万円（！）だったりします。
特長その3：学生OK・65歳NG（申し込み条件）
はじめて申し込む方は65歳の誕生日を迎えていないことが条件。
契約できるのは満20歳以上62歳未満。満65歳の誕生日をすぎたら、契約更新日の前日に契約は終了することになっています（例外あり）。
各銀行それぞれの基準を持っているので、良い悪いの話ではありません。ソニー銀行が培ってきた顧客情報とノウハウを基準に落としこんで年齢の条件を設定しているのでしょう。
年齢を含めて申し込みできる条件を公式サイトよりそのまま引用します。年齢がさらに引き下がる条件の人もいます。
申し込みできる条件
（2）お申し込み時のご年齢が満20歳以上65歳未満のかた
（3）原則、安定した収入があるかた
（4）日本国籍のかた、もしくは、外国籍のかたで永住権をお持ちであるかた
（5）保証会社（アコム株式会社）の保証を受けられるかた
（公式サイトより引用）
上記をすべて満たすことが申し込みできる条件です。年金受給者も上記条件が揃えばOK。
学生、永住権を持つ外国籍の人、休職中の人はさらなる条件が加わります。
・学生〜20歳以上でかつパートやアルバイトなどの収入のあれば大丈夫
・永住権を持つ外国籍の人〜口座開設した後の申し込み。カードローンとの同時申し込みはできません。
・休職中〜基本的に申し込みできません。ただし配偶者に収入があれば申し込みできます。
特長その4：スマホ・PCで申込が完了する
ソニー銀行のカードローンはスマホだけで申し込みが完了できます。書類にいっぱい書くのは面倒くさい、わずらわしいという人には向いています。
| 借りる側 | ソニー銀行 | |
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1.申し込みフォームに入力し送信 | |
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2.受付メールを受信 3.仮審査の結果を返信 |
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4.仮審査結果を受信。メールのURLから本審査手続きに進む | ※初回に限り振り込みサービスあり。急いでいる方に向けたサービスでカードができる前に振り込まれる |
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5.ローン審査を開始 | |
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6.勤務先へ在籍確認の電話をする | |
| 7.勤務先に在籍確認の電話がくる | ||
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8.メールで本審査の結果が送付 | |
| 9.メールのURLから契約手続きをすすめる | ||
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10.適宜、必要書類を提出する（9で案内される） | |
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11.手続き完了後、ローンカードを発行。急いでいる場合、振り込みサービスあり。返済用口座ではなくソニー銀行の普通預金口座 | |
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12.コンビニのATMなどから現金引き出し | ※5〜7日で本人限定受け取り郵便にてキャッシュカードとカードローン専用カードが届く |
特長その5：ATMの手数料0円
ソニー銀行カードローンは、スマホなどのネット、電話、コンビニのATMで借入できます。スマホなどのネットなら24時間いつでも取引することができます。
手続きをすませると、すぐ口座に振り込まれます。そのお金は楽天銀行のATMで・・・というわけにはいきません。なぜなら楽天銀行は実店舗がなく、ネット銀行だからです。
| 提携ATM | 入金（返済） | 出金（借入） |
| 0円 | ||
| セブン銀行 イオン銀行 |
何度でも0円 | 何度でも0円 |
| ローソン ファミリーマート ゆうちょ銀行 三菱東京UFJ銀行 三井住友銀行 など |
月4回まで0円 ※月5回以降は108/回 |
特長その6：返済方式は残高スライド元利定額リボルビング方式（たぶん）
当サイト的には金利より気にしてほしい返済方式。ソニー銀行のカードローンは、残高スライド元利定額リボルビング方式になると思われます。
月々のご返済額は、前月のローン返済日のご利用残高で決定します。
残高スライドリボルビング返済
残高スライド元利定額リボルビング方式とは、前月末の借入残高に応じて計算して毎月の最低返済額が決まる方式です。
例えば、前月末の借入残高が10万円超なら、その月の最低返済額は4000円ですが、10万円以下になったら2,000円になります。返済額的には楽かもしれませんが、その分返済期間が延びるのがデメリットです。
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【カードローン】キャッシング比較選びの基本「返済方式」の種類と特徴
利息（金利）は同じでもトータルで支払う返済総額に大きな差が生じることがあります。それが返済方式です。返済方法ではなく返済方式。方法ではなく方式です。 カードローンの比較は利息より返済方式を優先してチェ ...
| 前月ローン返済日の利用残高 | 返済額 |
|---|---|
| 10万円以下 | 2000円 |
| 10万円超〜20万円以下 | 4000円 |
| 20万円超〜40万円以下 | 6000円 |
| 40万円超〜60万円以下 | 8000円 |
| 60万円超〜80万円以下 | 10,000円 |
| 80万円超〜100万円以下 | 12,000円 |
| 100万円超〜150万円以下 | 15,000円 |
| 150万円超〜200万円以下 | 20,000円 |
| 200万円超〜300万円以下 | 30,000円 |
| 300万円超〜400万円以下 | 35,000円 |
| 400万円超〜500万円以下 | 40,000円 |
| 500万円超〜600万円以下 | 50,000円 |
| 600万円超〜700万円以下 | 60,000円 |
| 700万円超 | 70,000円 |
| 追加返済 | 全額返済 | 一部返済・元金のみ |
| サービスサイト | ○ | ○ |
| ATM | × | ○ |
| テレホンキング | × | ○ |
サービスサイトは・・・
・スマホ〜「ログイン」→「メニュー」→「カードローン」→「返済」
・PC〜「ログイン」→「商品一覧」→「カードローン」→「返済」
全額返済したときは、気持ちがすっきりしますよ。
特長その7：24時間365日質問に答えてくれる
たいていの公式サイトは「よくある質問」に疑問や悩みの答えが記されています。ソニー銀行は「チャットポット」と呼ばれるサービスで実施しています。
試しに「利用できるATM」を調べたいと思い、利用してみました。提携ATMのリンク先を教えてくれました。リンク先の情報で事足りましたが「電話で問い合わせてみる」を選択するとローン専用ダイヤルを教えられました。こちらの電話も365日OK。ローン専用ダイヤルは平日は午前9時〜午後8時。土日祝日は午前9時〜午後5時まで受け付けています。カードローン専用ダイヤルもあり、平日のみ午前9時〜午後6時まで受け付けています。土日祝日と12月31日〜1月3日は休業になります。
| 平日 | 土日祝日 | 12月31日〜1月3日 | |
| ローン専用ダイヤル | 9時〜20時 | 9時〜17時 | 9時〜17時 |
| カードローン専用ダイヤル | 9時〜18時 | 休み | 休み |
申し込みから審査までの流れ
用意する書類
以下に該当する人は書類の提出が求められます。
・50万円を超えるご利用限度額をご希望のかた
・「初回振込サービス」をご希望のかた
・外国籍のかた
公式サイトにあるPDFをダウンロードして印刷して、ファックスか郵送で送ります。
50万円を超えるご利用限度額を希望する人
年収を確認できる前年度のもので以下のうちの1通をコピーして送ります。
・源泉徴収票
・住民税課税決定通知書
・課税証明書
・確定申告書
・納税証明書（その1・その2）
「初回振込サービス」を希望する人
初回振り込みサービスはカードローンを申し込むときに、ソニー銀行口座を持っていない場合のみ利用できます。
仮審査結果確認画面（本審査手続き）にて初回振込サービスを「利用する」を選択された場合は、（1）（2）をご送付いただきます。
ご指定口座は、当社口座以外のお申し込みいただいたご本人さま名義口座に限ります。（1）振込ご指定口座の普通預金通帳またはキャッシュカード券面のコピー（*1）
（2）本人確認資料のコピー（以下のいずれか1通）
各種健康保険証（共済組合員証は健康保険証に準じます）（*2）
運転免許証（*2）（*3）
※本人確認資料は氏名、住所、および生年月日が記載されているものに限ります。
（*1）金融機関名および支店名（またはそのコード）、預金種目、口座番号、口座名義が鮮明に写っているものをご用意ください（これら以外の情報は塗りつぶしてください）。
（*2）変更事項があるかたは、両面ともご用意ください。
（*3）本籍地が記載されている場合は塗りつぶしてください。（引用：ソニー銀行公式サイト）
外国籍
外国籍の人は永住許可を受けていることが確認できる資料のコピーを送ります。
（1）在留カード
（2）特別永住者証明書
※変更事項があるかたは、両面ともご用意ください。
※口座をお持ちでない場合は、口座開設後にサービスサイトへログインしてお申し込みください。
いずれか1通でOKです。
ソニー銀行カードローンまとめ
ソニー銀行のカードローン、いかがでしたか？ 期間限定とはいえ、1％を割り込む低金利にはおどろかされました。ただ適用される期間が短く、通常は他のカードローンに比べてお得感はありません。
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・最大限度額800万円が借りられる
・64歳までしか申し込めない
・パート・アルバイト、専業主婦も申し込める
・学生でも借りられる
・スマホで申し込みが完了できる（本人確認の電話はかかってきます）
ソニー銀行のカードローンサイトは、http://moneykit.net/visitor/loan/。公式サイトへのリンクですので安心してクリックしていただけます。
わからないことは、カードローンの公式サイトだけを集めた「安心検索」から調べることもできますので他のカードローンも含めて知りたい疑問があるときは利用してみてくださいね。