個人事業主として300万円の融資を受けて現在ローンで月々約6万円をコツコツと返済中です。
個人や会社にかかわらず、事業をやっているとお金のやりくりは本当に大変。頭の痛いところですね。
わたしの場合、取引先に請求書を出してから入金されるまで、月締めの翌々月払いは当たり前。資金が回らなくなることは十分にあり得ます。
あと一週間あればお金が入ってくるのに・・・
資金がショートしそうになったとき、今すぐ融資を受けたいときはどうすればいいのでしょうか。わたしが融資を受けた日本政策金融公庫は1か月以上かかりました。銀行の融資も同じくらいかかるでしょう。
こうしたピンチに備えるために日頃からしておくべきことは、銀行や消費者金融などのビジネスローンを利用して「実績をつくっておくこと」です。消費者金融は最高800万円まで借りることができるところがありますが、いきなり800万円を借りることはほぼ不可能です。お金を借りて、期日に返して、をちゃんと繰り返して実績をつくることで融資してくれるお金が増額していくのです。これは銀行でも同じ。
問題は実績があまりない場合です。わたしも返済をはじめたばかりで実績があるとはいえません。それでもビジネスローンを利用したいときは以下の借入先が考えられます。
なお、使い道自由のカードローンはビジネス目的では利用できないところもあるので目的ローンのなかにある事業ローン・ビジネスローンといった金融商品を探してください。
事業資金が借りられる金融機関
2.信用金庫
3.商工中金
4.日本政策金融公庫
5.消費者金融
6.信販会社
1から4までの金融機関で借りる最大のメリットは低金利なこと。わたしも借りている日本政策金融公庫の金利は2%台です。デメリットは審査に時間がかかること。提出する資料も多く審査が厳しいことを肌で感じました。仕事の実態を確認するために仕事場でもある自宅に担当者が訪ねてきました。5分ほどでしたが。
ですから、すぐ借りたいという場合は5か6。消費者金融(大手なら銀行グループ傘下)や信販会社の目的ローンが現実の選択肢になってくるでしょう。
消費者金融は、事業資金として利用できるビジネスローンが商品化されています。
例えば、プロミスなら「自営者カードローン」が用意されています。
自営者カードローンは最大で300万円までのご利用限度額で、自営者の皆さまを応援します。
必要なときだからこそ、スピード審査で当日中のご融資を可能にします。ご融資枠を作っておけば、急な資金が必要なときも安心です。(引用:プロミス公式)
銀行や日本政策金融公庫などに比べると金利が割高ですが、融資枠があることの安心感は何事にも代えがたいものです。
個人事業主への融資はハードルが高い
わたしは一度もサラリーマンになったことがない個人事業主です。当然、収入が毎年変わり、安定していないのが現実。かつては住宅ローンの審査に落ちマイホームを諦めたこともありました。サラリーマンよりは借りにくく、審査に落ちる確率は高いことは経験から知っています。会社員などの勤め人以外の職種の方は、何度かそういう経験をしているのではないでしょうか。
では、個人事業主に対し金融機関はどこをみているのでしょうか。
個人事業主のここを見ている
1.年収が安定しているか
2.事業内容に将来性はあるか
3.事業年数などの実績はあるか
わたしが日本政策金融公庫で300万円の融資を受けたときは、1と3が大きかったとおもいます。直近の確定申告などから年収は一応安定していて、事業年数も20年を超えていたからです。2は起業のつもりでいましたが、事業転換というか事業拡大とみてくれて審査に通りました。しかし、もう一つの金融機関の審査には落ちました。逆に事業実績がなく返済が滞る可能性があると見なされてしまったからです。事業内容の見直しを迫られました。
個人事業主は本当に大変だと思います。職種によるでしょうが、わたしの場合、風邪を引いて休んだらその分、収入が減ってしまいます。日雇い労働と同じといっていいでしょう。これも金融機関はリスクと考えます。継続的な安定収入を得られないとみて、その分融資額も下がってしまいます。
今すぐ融資を受けたい
即日、できれば今すぐにもで融資を受けたいときは、やはり消費者金融のビジネスローンが有力な選択肢に入ります。
例えば、プロミス。カードローンでも事業費として利用でき、最短30分の審査で結果を知ることができます。全国に自動契約機があり、平日の午後3時以降や土日の即日融資も可能です。
カードローンは融資限度額の上限が500万円に対して、自営者ローンは300万円まで。金利も4.5%~17.8%(実質年率)に対して、6.3%~17.8%(実質年率)と違います。
どちらかがいいかは、担当者に問い合わせることで最善の選択肢を提案してくれるはずです。
いろいろな消費者金融がありますが、初めて借りるなら三井住友フィナンシャルグループの子会社で実績もある大手がやっぱり安心です。
蓄積量もハンパないのでスピード感重視なら大手の消費者金融をおすすめします。以前のようなイメージは払拭されつつあり、身近で便利な商品になっています。
ビジネスローンで必要な書類は?
ビジネスローンでは、事業実態がわかるような書類の提出を求められます。
例えば、営業許可証や受注書、発注書、納品書、請求書、領収書など・・・。
カードローンで求められる公的な収入証明書のようなものではないので準備のハードルは高くないでしょう。ただし、営業許可証などは有効期限内のものなど条件があるので担当者の指示に従った上で提出してください。
銀行カードローンは事業資金NG
ちなみに、銀行カードローンは事業資金としての利用はNG。知らない人が多いかもしれませんね。内緒で事業資金として使っている人もいるようですが、禁止されているのでやめておきましょう。
今すぐ事業資金を借りたいなら銀行カードローンではなく銀行系の消費者金融のカードローンが近道。先のことだけど融資枠を確保しておきたい人は、銀行のビジネスローンか消費者金融のビジネスローンを準備しておくのもアリです。
信頼と信用は実績を積み重ねることから生まれます。
個人事業主だけどカードローンと事業ローンの違いは?即日融資できますか?の答え
個人事業主は、プロミスなどの消費者金融なら事業資金としてカードローンもビジネスローン(自営者ローン)も借りられる。融資限度額や金利に違いがあり、ビジネスローンは自営の実態がわかる営業許可証などの提出を求められる。
これが答えになります。